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大学1年目のまとめ

大学1年目の成績が3月中頃にでて正式に1年目が終わり、もうすぐ2年目が始まるので1年目のいろいろをまとめておく。

計画と実績

履修登録したのは9科目。高卒で大学というもの自体がまず手探りでもあり、加えてフリーランス1年目、家事・育児といった要素を最大限に考えてだいぶ控えめにした感のある履修登録数だったが、結果として2科目試験に到達できなかった。

ひとつは受験期を間違え、もうひとつは学習のペースを作れず課題提出間に合わず、という、なんかどうしようもない感じ。前者はポンコツ感溢れるが、年度はじめに作った学習計画シートには正しい受験期が記載されていたのでどこで間違えてしまったのかわからない…。後者は精神的余裕がなくなった時期に(専門外の一般科目ということもあって)学習が滞ってしまった上に、そもそもバッファのないスケジュールで悪循環を生み出してしまっていた、というのが原因。のはず。

計画は、4回の課題締切と受験期だけ書いておくような薄いもので、これをもう少し改善しないとまた同じようなことを起こHしてしまいそうな気がする。こういった予定と進捗の管理はもはや仕事と同じ感があるので、2週単位くらいで計画と調整を繰り返すのが結局良い気はする。ただ、自分はこういうのに苦手意識があるし先が見えることで無駄に自分を追いこんでしまいがちなので、心に優しい計画設計方法をどうにか身につけて仕事にも生かしたいところ。失敗してもまぁいっか、のような精神も時には。

成績

成績は、各科目の総合評価(S/A/B/C/不合格)と、GPAという便利な数値(?)の2つで、単位は合格すれば認定されるというやつで、これは通信に限らず大学の標準的っぽい仕組みと思われる。

結果としては、2科目試験を受けなかったので不合格、試験を受けれた残りは全部合格だったのでひとまずノルマは達成した感じ。

評価はC(ぎりぎり合格)が1個あったのは残念だが、そもそも、う〜ん、これは〜、という風に感じていた必須科目だったので、合格さえしてればよしとする。全般的に20年の業務なり趣味なりを通して得ていた知識と経験のやりくりだけでなんとか押し切った感じで、SとAばかりばかりではあったもののその比率的に勉強不足感はある。2年目からは流石にこうもいかない基礎科目(特に数学)を取っていかねばならないので、やはり計画的にやんないといけなさをひしひしと感じている。

科目 of the year

履修した科目のなかでひとつ、これはよかったな〜、というものを選んでみるとすると、1年目は「技術者倫理」がさまざまな点でよかった。

技術とは力であり力を持つ者・行使する者には適切な(とはいったいなんなのかを考えることも含めた)行動倫理が求められる、といういってみればあたり前の話ではあるけれど、過去に起きたさまざまな事件・事故を倫理学の観点から検証し評価するというのはとても有意義な時間だったし、楽しんで学習できた科目だった。倫理感をただの感情や個性に任せず、また大学という学問の世界にとどまらせずに、IPA の基本情報技術者あたりの試験にも組み込まれるなどして、すべてのソフトウェアエンジニア知ってしかるべき知識になるといいなぁと思わずにはいられない。

総評

大学のシステムや授業・試験の内容・方法などなど、実のところいろいろ細かい不満も多い。とはいえ、趣味としての大学入学かつ大学生活1年目としては、失敗もいくつかあったけどひとまず及第点かしら。不満があるからといってやめるほどでもないし、2年目以降は自分の今もてる力ではどうにもならない科目が増えていくのもあり続けるに値するだろうと感じてるので。実際いまは数学Ⅰ+Aの復習をしていて楽しんでいるし。

もうすぐ2年目の履修登録がはじまり2年目のスタートだけど、1年目よりはちょっとぐらいは進歩していきたいところ。