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帝京大学理工学部情報科学科通信教育課程入学

2月中旬、ドライブ中の会話。

  • 僕:いろいろあったので今年はなんか趣味を作りたい。なんかアイデアないですか?
  • 妻:うーん。料理は?申し訳ないけど、毎日作ってるでしょ。もういっそ趣味って言ったら?
  • 僕:あれは家事です。暇だから料理しよう、とはならない。せっかく作るならと思ってたまに手の込んだもの作ったり、新しいレシピ探したりするけど、基本的に使命感でやっております。
  • 妻:・・・。
  • 僕:なんか作るなら1日とか短い時間で1回が終わらないやつ。長く続けないと完成しないやつがいい。
  • 妻:・・・・・・。
  • 僕:この前久しぶりにプラモデル作ったけど、飾って楽しむとかポーズをとらせて楽しむとかそういうのが全くないことがわかった。作ってる最中は楽しいんだけど完成が見え始めるとやる気もなくなって、実際微妙に完成しないまま1ヶ月放置してたし。なんとか作り終わったけど、とっておく場所もないし1ヶ月くらいで捨ててしまった。
  • 妻:めんどくさいな・・・・・・。
  • 僕:・・・・・・。
  • 妻:あ。大学は?
  • 僕:!?
  • 妻:言ってたじゃん。後悔があるって。
  • 僕:!!!!!
  • 妻:新しい趣味探すのもいいけど、そういう過去やりたかったけど出来なかったことやったほうが確実でお得じゃない?
  • 僕:すぐに損得勘定したり元を取ろうという発想になるのはいかがなものかと思うけど、そういえば、すっかりわすれてた。大学。
  • 妻:ひとこといらない。

という会話をきっかけに、いろいろ考えた結果、タイトルのとおり(社会人)大学生になった。

10年くらい前までは「いつか大学に」というのはずっと考えてはいたけれど、子供が生まれて自分の時間が徐々になくなり始め、2人目も生まれてさらにへり、仕事で忙しくしたあげく2年前に一瞬体も壊して精神も削ってしまい、とかとかで、もう完全に記憶の彼方にいっていたやつが急に呼び起こされた。

帰ってからすぐに調べたら「工学・情報科学の学士がとれて通信制」という2条件で選択肢が(いまだに)1つというのに若干がっかりもしたけど、大学選びで迷う必要はなくなり、このタイミングでいくのか行かんのか、ということだけになった。3月からフリーランスという新しい働き方始めるのもあり、仕事も体調もどうなるかわからないので願書の準備はしつつも提出はギリギリまでねばり、3月後半に「なんかしんどいんだけどタイミングはいましかないかなぁ」という気になった結果提出して、先週無事入学通知がとどいた。

高卒なので1年から。観測範囲での社会人大学生はほとんど大卒で2年・3年次入学が多い気がするのとか、仕事はもちろん継続だし、下の子が小学生になるまでの後4年間は引き続きひたすら時間がないはずだし、仕事も別に余裕があるわけではないし、また単に自分を追い込むだけの無理ゲーを始めようとしているのでは?とも思う瞬間もあるけど。

趣味で、好き好んでいくわけだし、なんかこういきりたって「仕事に役立てるのである」とかそういうのもあまりなく、ただ単に勉強したいだけといえばだけなので気楽にやりたい。何か新しい発見があることも期待して。

卒業は良くて6年、普通にやって7年、バッファ持って8年という感じだろうと思うので、たぶん50歳くらい。なかなか字面的に迫力のある年齢になってきた感。