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退社したいプログラマのジレンマ

退社しようと思ってたところに組織変更でおとずれてしまったジレンマのお話。

自分が「退社したい」と思うに至った5つの理由。

前向きな理由
  • webアプリ開発をおなかいっぱいやりたいから。
  • ↑について激しく技術レベルをあげたい、勉強したいから。
後ろ向きな理由
  • 今の会社には「前向きな理由」のほうを実践できる環境がないから。
  • 周りのプログラマが勉強しない、時間軸のずれた人たくさん。なので楽しくない。
  • 自己評価にくらべて会社の評価がなんか高い。一歩外にでれば僕なんて屁みたいなレベル。

なので退社したい。もっと技術レベルの高い会社でレベルの高い人達と働きたい。

と思ってたところに、つい先日大幅な事業部内の組織再編があって(こんな時期に…)Webサイト開発がメインの事業部に配属になった。仕事的にはやりたいと思ってたこと。

そこで訪れたジレンマ…。

新組織での自分の立場としては準リーダーみたいなところで、実際にはなんでもやりたい放題。たとえば、

  • Subversionの導入
  • Trac/Wikiでプロジェクト管理&ドキュメント共有
  • 技術レベル・精度の向上にペアプロ
  • 古典的CGIな開発やめてフレームワーク使う
  • 商用DBの無駄遣いやめてMySQLにスイッチ

などなど。

一部は前部署でも何人かを洗脳してやり始めてたけど、今度はメンバーも4倍くらい増えるし、1つのプロジェクトも大きくなる。準リーダー的立場でこういうことを先頭にたって実践する、っていう経験できるのはあんまりないような気がしなくもない。もちろん、見聞きしただけで経験則なしではじめることもあるので失敗はいっぱいするはず。それもひっくるめて、会社を辞めなければたぶんそれなりの『経験』が得られるような気がする。

でも、自分が今一番欲してるのは『技術』。その点に関しては、自分より勉強してる人もいなさげな今の会社にいるより、技術力があるとわかっているような会社に転籍したほうが、自分が技術面で成長するスピードは圧倒的に速いはず。それは、自分が今の会社に入ったときに経験した。

『リーダー経験』か『技術力』か。

今どちらを選んでも、もう一方のものも、多少緩やかだったり、違うかたちかもしれないけど、手に入れることはできると思う。なので優先順位。

同い年にこういう人こういう人をはじめ、すごい人達がごろごろいるのに、4年近くもだらだらフリーターでいた後悔とか、納得いかない今の技術レベルとかもあったりして、なんだか悩ましい日々ですが、とにかく前に進むしかないわけで。まぁ、「間違った選択だったかも」なんて思うことがあったとしても、軸をしっかり持って頑張ればなんとかなるさ、なんてちょっと安直な考えもあったり…。

………。

とかなんとか、いろいろ考えて書いてみたけれど、やっぱり会社辞めようと思う年の瀬です。。。