まんまる二日たってしまいましたが、『第八回XML開発者の日』行ってきました。
REST/AtomPPを中心に周辺の関連技術とかいろいろ話題があって、内容の濃ゆ~いものでした。お腹いっぱいです。以下、雑な自分まとめと感想。
- REST入門 - yoheiさん
- RESTの概要から基本的な部分の説明。わかりやすかった。セッション、ステートフルについてとか、REST入門で理解できていなかったものを補完できた感じ。やっぱりしゃべって説明してもらうとよくわかる。
- はてなとREST API - naoyaさん
- はてなのサービスでのREST/AtomPPの実装について。プレゼン上手。フレームワークによるURI→ClassのDispatchについてとかがなるほど。RESTの制約はサーバーサイドにとってはつらいところ、不便なところもあるというお話。あと、はてダでAtomPPは結構たいへんらしい。モテたい。
- RESTfulWikiの実装 - gorouさん
- Ruby on RailsとAjaxで実装されたRESTfulWikiの実装について。クライアント側の実装として、ブラウザのHTTPメソッド対応状況やprototype.jsのいいところ/悪いところ。サーバー側でのステータスコードへの配慮や問題点などが参考になった。
- API としてみたMovableTypeとTrackBack - 6A平田さん
- MovableTypeとTrackBackの歴史と実情についてとか。TrackBackのAutoDiscovery、REST likeなURI、文字エンコーディングの問題など。パネルディスカッションとかも含めて、平田さん自身のグローバルな視点とかビジョンみたいなものが印象的。
- WebDAV/REST/AtomAPI - IIJ山田さん
- 今回一番印象に残った。歴史からひもとくAtomのお話を中心にとても面白くて興味深い話多数。データ重要は本当に納得させれる。サーバー/クライアントの実装格差やRESTの問題点とかがなるほど多数。話も面白い。すごい情報量だった(ので消化不良のまま…)。
- Ajax が REST に及ぼす影響 - Rubyの高橋さん
- 本家高橋メソッド初体験。プレゼン上手。。AjaxとRESTの現状と今後の関係について。認証に関する問題とか。クライアントサイドとサーバーサイドのプレゼンテーション分離。REST2.0(?)。
なんか、整理しきれず…。
たぶん、REST自体はあくまでもスタイルのひとつでしかなくて絶対的なものじゃない。何のスタイルのひとつかというと、URIを端的にリソースをあらわすものたらしめる存在にするためのスタイル。『URI』の名前そのままに。URI重要。ネットが生まれたときはまさにそうだった。そこにCGIという仕組みが登場して以降、ひとつのURIがひとつのリソースをあらわすものではなくなってしまった。そこで原点回帰。そしてREST。REST自体もnaoyaさんが言っていた「テクノロジーのライフサイクル」のなかで生まれたひとつの「点」…。
REST自体については今のところこんな理解(偉い人、まちがってたら教えてください)。もっとちゃんとドキュメント読む必要あり。そしてあ~だこ~だいわず実装経験を積むこと、考えること。
発表内容のまとめは、ここのWikiと、はてなのキーワードページにたっぷりと、そして詳しく紹介されています。
お腹いっぱい。
あと、今回は最近練習中のマインドマップでメモしてみた。
著しく未熟…。描き始めたけどあきらめてキーワードだけ抽出してたり、ブランチが分岐してるようで実は一本だったりなど…。まぁ最初はこんなもんですよ。まっはっはっは…。はぁ。。。
でも、話の内容もあいまってか脳みそフル回転で聞いていたせいか、結構しっかり記憶に残ってる。もっとエレガントでエクセレントなマインドマップでピースフルなプログラマライフを…。